脱税総理の策略 青山繁晴

鳩山首相の偽装献金問題で、東京地検特捜部は、総理本人への事情聴取を見送ると伝えられている件、12月2日の「ニュースDEズバリ」の青山繁晴氏によれば、鳩山首相の発言には、現職官僚のシナリオ・ライターがいて、強かで巧妙、そして大胆な策略として、落とし所(脱税での起訴を修正申告で逃れる。)を考えて発言していると論評している。

さらに、憲法の75条によれば、現職の内閣総理大臣は、内閣総理大臣が認めない限り、いかなる訴追も受けない事になっているとの事。一言で言えば、現職の内閣総理大臣は、何をしても逮捕されないという事だ。

最後に残された道は、国民が声を上げることしかないのだろう。
重要な内容なので、動画等を、貼り付けておく。



参考動画:

12月2日 青山繁晴がズバリ! 2/6
http://www.youtube.com/watch?v=1ZUru7rnwn0

12月2日 青山繁晴がズバリ! 3/6
http://www.youtube.com/watch?v=OvtCmYQAY7c

12月2日 青山繁晴がズバリ! 4/6
http://www.youtube.com/watch?v=YSlKt64aMMM

12月2日 青山繁晴がズバリ! 5/6
http://www.youtube.com/watch?v=m3XM8LtFOLk



=============================================================
              “ニュースDEズバリ” 全文起こし
=============================================================


ソース: ぼやきくっくり
[12月2日放送 「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”]
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid750.html#sequel


-------------------------------------------------------------
12月2日 青山繁晴がズバリ! 2/6 [3:30以降~]

 
山本浩之
「そこで、これあの、巨額の偽装献金問題です。で、事がやはり現職の総理大臣に絡んでいるだけにですね、えー、今日このあとの青山さんのコーナーでも、えー、解説をしていただきたいというふうに思うんですけれども。」

青山繁晴
「はい。あの、今ヤマヒロさん言われた通り、その、私たちの現職の総理に偽装献金事件っていう、まあ今までちょっと聞いたことないような事件が浮上してるわけですね。で、それについてまあ新聞の報道ぶり、あるいはテレビもそうですけれども、その、鳩山さんの、あの、言葉が変だから、その、いわゆるよく言われる宇宙人みたいな言葉を言って、あの、何か知らないって言ったり、あるいはブレたりするんで、あの、ある新聞にはこう書いてありました。鳩山総理は自分自身の発言で自分を追い込んでると。これ違うと思います。」

山本浩之
「ああ、そうですか。」

青山繁晴
「全く逆だと思います。どう逆かというと、今日のキーワードはこれです。(フリップ出す)」

山本浩之
「『ハトヤマ語』」

青山繁晴
「はい。あの、他のことについてはともかく、この偽装献金事件については、いわばニュー・ハトヤマ語なんですよ。総理大臣になる前の鳩山さんからは想像もできないような、非常によく計算された、したたかで、しかも大胆な言葉を使って、うまく自分の考えてる最低限の落とし所に今、持っていってるというのが、この現状だと思います。」

山本浩之
「そのあたりは、まあ青山さんはずっと政治記者をされれて、昔から鳩山由紀夫さんのこともよくご存知ですから。」

青山繁晴
「ええ。あの、鳩山由紀夫さんとはもう20年を超えるその、取材相手であり、ま、知り合いでもあるわけで、あの、本当にこの、総理になられてから2か月ちょっとの間に、ハトヤマ語ってのを新たに作られたな、但し偽装献金事件に関してだけなんですよ。はい。たとえば外交安保でそういう言葉が出てるわけではない。外交安保の言葉は前と同じなんですよね。で、これを具体的に、実際に鳩山さんがおっしゃった言葉をみんなで一緒に見ながら、検証したいと思います。」

山本浩之
「ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です。」

[TVCM]


-------------------------------------------------------------
12月2日 青山繁晴がズバリ! 3/6


山本浩之
「さあ、偽装献金問題です。鳩山総理、非常にしたたかな戦術で対処しているということなんですけれども、さっそくその詳しい中身についてお話、お願いしたいと思います。」

青山繁晴
「はい。あの、皆さんここに、ま、特捜部、東京地検特捜部は総理に話を聴くこと自体、もう見送りの模様ということ書いてありましてね。あの、視聴者、国民の中にいろんなご意見あると思いますけれども、まあ甘いなと思う人もいるでしょう。当然だと思う人もいるかもしれませんが。あの、この特捜部を含めた検察当局に、このごろ話を聞いててですね、時々出てくる言葉があってね、それ何かというと、青山さん、この国は性善説で、内閣総理大臣って悪いことをしないっていう国になってるんですよと。これ何のことかというとですね、憲法の75条にですね、内閣って章の一番最後のところに、大臣は、国務大臣はその在任中に、つまり国会開いてる開いてない関係なく、その、大臣でいる間、その、内閣総理大臣、内閣総理大臣が認めない限りは、いかなる訴追も受けないと、まあ訴追受けないって書いてあるわけです。訴追っていうのは、何をしてもその、司法当局にやられないと。で、これはね、つまり、この国では内閣総理大臣もその国務大臣のうちのひとりなんですよ。で、その中で一番偉いだけなんですね。で、他の大臣が何か悪いことしても、この内閣総理大臣が認めなかったら訴追も受けませんよと。ということは、この内閣総理大臣は自分が訴追の対象になるなんてことはありえないって話になってるわけですよ。」

一同
「うんうん」

青山繁晴
「で、これを言う時の検察、ま、はっきり言って検察官の様子からするとね、やっぱりそれひとつの言い訳にもなってるわけですよ。だからそもそも、たとえば見送りって弱腰って意見もあるだろうけれども、総理の犯罪、現職総理の犯罪って裁けないんだと。田中角栄元総理がロッキード事件でやられた時も元総理だったでしょうと、話をするわけなんですね。そういうバックグラウンドも含めて、今だいたいこういうふうになっています。」

村西利恵
「東京地検特捜部の、ま、方針としては、総理本人への事情聴取は見送って上申書の提出を求める。そして入院したお母さんへの事情聴取も見送ると。その結果、秘書のみ刑事責任を追求する格好へと。」

青山繁晴
「はい。えっとこれ、あの、字が多いこともあるから、ちょっと説明しますとね、その、まずあくまでこの献金ていうのは、最終的には鳩山由紀夫さん、総理本人に入るはずだから、ね、入ってるわけだから、途中経過知らないとか知ってるとか、それ別にして、とにかく本人が最終的に受け取って使ってるわけだから、せめて本人に事情ぐらい聴いて下さいということは普通考えられるんですが、それをやめて上申書っていうのは、要するに一筆書いて下さいよってこと、平たく言えば。で、その一筆書いてもらう中身も、いや、私は本当に知りませんでしたというのを書いて、こうやって一筆出してくれたら、まあそれでいいですねって話になってるわけですよ。で、同時に、これはもらったってことは送った側がいらっしゃって、それがまさしく87才になる実のお母さんでいらっしゃると。で、このお母さんは、ま、入院されたわけです。で、あの、ま、目が実際に悪いということで、まあしかしあの、公平に言うと国民の中にはね、ま、都合の、ま、ずいぶんぴったりタイミングの合う入院だなと思う人はいるでしょうが。」

山本浩之
「それは思いますね。」

青山繁晴
「ま、入院しなかったら事情聴取したのか。僕はやっぱりしてないんじゃないかと思いますよ。」

村西利恵
「あ、そうですか。」

青山繁晴
「で、要はもらった側と送った側もお咎めなしで、お咎めはもう秘書だけだってことになってるわけです、簡単に言うと。で、この秘書さん、公設第一秘書っていう方いらっしゃって、鳩山さん、もうそれクビ切りました。自分の知らないとこで勝手なことやってたっていうように言ってクビ切って、この人は逮捕はされないけども起訴されて、裁判になる見通し。それから、その上に政策秘書って方がいらっしゃるわけですけれども、この人はひょっとしたら罰金刑は食らうかもしれない。いずれにしても秘書が秘書がというね、いつ、あの、何かずっと見てきたような政治になってるわけですよ。」

一同
「うーん」

青山繁晴
「で、ちなみにあの、ちょっとよけいなこと言いますとね、あの、僕もちっちゃい会社ですがいちおう社長なんで、秘書いますよね。それで自分の秘書にね、君が悪い、君が悪い、秘書が悪い、秘書が悪いって言われたらどう?って言ったら、やっぱり秘書さんは思わずむっとした顔になるわけですよ。それは普通の感覚でね、そうするとやっぱりあの、お金の性質その他、それからお母さんのおつもり、その他はあっても、やっぱり全体にこれいくら何でも甘いんじゃないかと思うじゃないですか。」

一同
「はい。」

青山繁晴
「で、甘いんじゃないかと世論は思うっていうのは、実は鳩山総理にとっては大変なことで、仮に検察がこれで納得してくれても、国民が納得しなかったら大変なことになるわけですね。そこをまさしく鳩山総理は実はしたたかに計算してて、こういう落とし所を作ってると。」

村西利恵
「この問題の落とし所は、修正申告すると。」

青山繁晴
「はい。これですね、あの、書くと簡単なんですが、これ実は重大なことなんですよね。と言いますのはね、その、お母様から、特にお母様から9億円来たってことがもう事実上明らかになっててですよ、その9億円の性質によってはですよ、その、脱税を認めてですね、税金払ってないと認めて修正申告すると。これ普通だったら大変なわけですよ。」

山本浩之
「そうですね。」

青山繁晴
「たとえば会社の社長さんがその、自分のその、たとえば親族、自分のお母さんでもいいですが、お金もらってて贈与税払ってないとなったら、たぶん会社の社長ではいられなくなる。ね。ということは、鳩山さんがすでにその、修正申告してもいいよって姿勢を見せてること自体が、実はいわば肉を切らせてるわけですよね。肉を切らせて、それでいわば検察にも落とし所を与えてるわけです。それを分かりやすく考えるためには、本当は鳩山さんの言い訳としては、3つあったわけです。はい、出して下さい。」

村西利恵
「寄付、貸付金、贈与。」

青山繁晴
「はい。これあの、贈与だけ字が違ってる、あの、字っていうか色が違うんですけどね。字が違ってるんじゃないです、すいません。字の色が違ってるんですが、それは大事なところで。まず一番楽な言い訳ってのは、寄付なんですよね。寄付だったらその、税金が発生しませんから、基本的にはですね。」

村西利恵
「身内ですよね。」

青山繁晴
「はい、でも身内だからあの、村西さんの言った通り、寄付っていうのは基本的にありえない。それで普通は貸付金にするんじゃないかと思われたわけですよ。で、貸付金だったらその、やっぱり基本的にその、贈与税が発生するもんじゃない。ところがですよ、これは検察当局に確認すると、これをもし鳩山さんが言ってきたら、これは逆にその、強い姿勢で捜査せざるをえませんでしたと。これ言わなかったから助かったって言ってるわけです、ほんとは検察の側もね。」

村西利恵
「助かった。」

青山繁晴
「ええ。というのはね、貸付金というからにはですよ、たとえ親子の間であってもやっぱり借用証書がなきゃいけません。」

岡安譲
「そうですね。」

青山繁晴
「それからその、ちゃんとその、返してねって督促をしてる証拠もないといけない。それからちゃんと利子が乗っかってて、その利子を息子といえども払ってますね、という証拠もいると。それがもしないまま貸付金って言ったら、世の中の人は全部ですよ、その、資産作った人は全部その、生きてるうちに贈与して、これ貸付ですと言って、で、あの、それで済ましちゃうわけですから。そんなことさせないためには、やっぱりこれはダメなんです。」

山本浩之
「99.9%、ま、それ証書は要ると思うんですね。厳密に言うと、もしない場合でも成立はするっていう見方も若干あるんですが、ただその場合にはその、貸付を受けた人間は当然その額、今回だったら、ま、9億円になりますけど、それは返すというですね、ことが立証できないと、やっぱりそれは貸付金とはならないと思います。」

青山繁晴
「おっしゃる通りです。あの、だから今僕が言ったもの、全部がそろってないと貸付金と認めないわけじゃないけども、全部が欠けてたらダメってことなんですね。」

山本浩之
「そうですね。」

青山繁晴
「ところがあの、鳩山さんがお母様から頂いたといわれる9億円てのは、全部ないんです。だからこれは無理なんです。それで、しかしこれに固執するんじゃなくて、これを主張するんじゃなくて、もう贈与とその、認めてしまう作戦で、そして修正申告しますよと、ね。で、それだったらその、特捜もいわばそこだったら落とし所として受け入れられるなってことなんですよ。しかしこれはですね、本来的に言うと、それが落とし所になるとですよ、その、予めその、税金払わないでとにかく生前贈与しといて、揉めた時だけ修正すりゃいいじゃないかっていう。」

山本浩之
「いや、そりゃおっしゃる通りですよね。(一同同意)」

村西利恵
「貸付金が(聞き取れず)が国民が真似するっていう話でしたけど、これだって真似しますよね。」

山本浩之
「僕も、だって150億ぐらい息子にそれ贈与して、見つからなかったら、それでクリア・・・。」

岡安譲
「150億?(笑)」

山本浩之
「あったらの話ですよ。」

青山繁晴
「で、普通に考えたら、だからその、贈与いったん認めても、なかなか鳩山さんの、少なくとも政治責任は逃れられないんじゃないかってことになりますでしょ(一同同意)。それを今日僕が言った、鳩山さんの見事な演技と言葉でもって、今、少なくとも検察庁に対しては乗り切ろうとしてるというお話をしてるわけですね。で、えー、これについてですね、民主党の内部からこういう声があります。」

村西利恵
「『鳩山さんは巧妙に自分を守る言動をしている。総理に就任してからはこれが一貫している。』」

青山繁晴
「はい。あの、さっきコーナーの入口で申した通り、僕も感じていたんですが、あの、これまあかなり重要な政務官なんですが、それを務めてる民主党の議員の人と話してて、ま、これキーワードとしてね、その、巧妙だと、非常に。鳩山さんてそういう感じしないじゃないですか。ところが内部からも、この件についてはとってもしたたか、巧妙に自分を守ることをやってて、これが見事に一貫してるんですよねと言ってるわけですね。で、これをさっき言いました通り、具体的にその発言を見てみましょう。」

村西利恵
「そうですね。献金問題をめぐる総理の発言をVTRでご覧いただきます。」


-------------------------------------------------------------
12月2日 青山繁晴がズバリ! 4/6


 …………………………VTR開始…………………………

10月3日
「真実が明らかになってくればいいですよね。」

11月10日
「違法の行為だと理解をしております。(中略)極力、収支報告の修正はいたしましたけれども、そのことの違法性は変わらないと。」

11月11日
「恵まれた家庭に育ったもんですから、(中略)自分自身の資産管理が極めてずさんだったことを申し訳なく思いますし。」

11月25日
「全く私の知らないところで何が行われていたのか、(中略)どこに真実があるか見えないところもあって、私自身大変驚いていますが。」

11月30日
「仮に母親からの資金提供があったとするのであるならば、検察の解明を待って、法に照らして適切な対応を行ってまいりたいと考えております。」

 …………………………VTR終了…………………………


青山繁晴
「はい。あの、これをですね、ちょっと文字で見ていただけますか。」

村西利恵
「はい。秘書への事情聴取が始まった10月の発言から見ていくと、10月3日の記者会見では『真実が明らかになってくれればいい』。そして26日の記者会見では、匿名献金の大半が鳩山家の資金と判明し、『私がしたわけではない。』と。」

青山繁晴
「はい。今ね、村西さんが読んでくれた通り、これ10、これ3日って10月なんですね、あの、10月の最初の頃に東京地検特捜部が、さっき言いました公設第一秘書をはじめとして、いよいよ秘書に実際に事情を聴き始めたんですね。これ大変な時期です。その時に、いやぁ、真実が明らかになってくれればいいですねって言ったんで、みんなのけぞったわけですね。(一同同意)」

村西利恵
「ひとごとのような。」

青山繁晴
「全くひとごとだと。だからひとごとみたいに言うなっていって、あの、ぼろくそに叩かれたんだけれども、叩かれ、もう肉は切られてるけれども、しかし私は知らなかったと、秘書がやったことですっていうのをきちんと出してるわけですよ。肉を切らせながら大事なところはちゃんと、むしろ押し出してるわけですね。で、さらに10月の下旬になったら、その偽装献金、たとえば亡くなった方から献金したことになってたとか、身に覚えのない人が献金したことになってたとか、そういう、その偽装された献金の元手が鳩山家の資金、今、お母さんのお金ってことだけはなってきたんですが、それと判明した時に、いや、そうだとしても私がしたわけじゃないと、秘書がしたんだと、どうして秘書がそんなことしたんですかねっていう意味のことを言ってですね、みんなまたボロクソに叩いたわけですよ、ひとごとなのかと。でも見て下さい、そうやって叩かれながらも、いや、私がやったことじゃないということをきちんと押し出してるわけですよね。」

村西利恵
「きちんと。」

青山繁晴
「はい。で、それ今につながってるし、さらにですね、僕も含めてびっくりした発言の展開がさらにあったわけですね。はい、出して下さい。」

村西利恵
「続いては11月の発言です。10日、『違法の行為だと理解しております。政治資金収支報告書を修正したが、違法性は変わらない。』。25日、『全く私の知らないところで、何が行われていたのか、どこに真実があるか見えないところもあって、私自身大変驚いています。』、そしておととい、『検察の解明を待って、法に照らして適切な対応を行ってまいりたい。』」

青山繁晴
「はい。これ皆さんね、11月の10日なんです、この10日はね。で、参議院の予算委員会っていう公の場、国会の場でいきなり違法な行為だと自分で言ったわけです(一同同意)。そしてさらにその報告書を修正しても、だからと言って違法性が変わるわけじゃないと、まるで何か追及される側じゃなくて、してる側みたいにですね、自分で違法って言ったのかと。だから気の早い人は、鳩山さん辞めるつもりじゃないかと僕に電話してきた。これ自民党の政治家ですけどね、元の閣僚いたぐらいで、あの、僕も一瞬そうなのかと思ったぐらい、これショッキングな発言なんですよ。ところが今ふり返ってみればですよ、これ先手打って、いや、違法性はちゃんとありますと。ね。つまりその、貸付金だからもう関係ないとか言うんじゃなくて、自分知らなかったんだから関係ないって言うんじゃなくて、秘書の行為としては違法性があって、それがたとえば修正申告しなきゃいけないんだったら云々、まだそこまで言ってないけれども、とりあえずこれをまず認めたんですよ。これは検察側に聞いても、これはけっこう検察側、これ楽になったわけですよ。ところがそのあとの、そのあとに11月の下旬になってから、また新しい展開があってですよ、これお母様から9億円てのがはっきり出てきたとこなんです。ね。で、その時に、さあ鳩山さん何言うかと思ったら、いや、どこに真実があるのか見えない、ね、だから私自身大変びっくりしてるんだって言ったわけですよ。9億円、お母さんってはっきりした上で、私もびっくりって言ったんで、またひとごとって言われたけど、きれいにこれ切り離してるわけですよ。」

一同
「はあ、はあ」

青山繁晴
「9億円だろうが実のママだろうが、とにかく私は知らないってことが全くぶれないで、徹底してて、で、さらに一昨日の参議院本会議で自民党の若手から追及されたら、法のその、まず検察の解明をあくまで待ちますと、そしてその上で法に照らして適切な対応をすると。これも誤解した人がいて、法に照らして適切な対応って、鳩山さん一体何をするつもりなんだと、ね、その、期待感も込めて、特に野党の側は思ったりしたわけですが、そうじゃなくて、このことは要するに修正申告で終わりでしょと言ってるわけですよ。」

村西利恵
「はあー」

青山繁晴
「その、要するに、あの、払ってない税金を払えばそれで済むんですねってことを、これ見事に作っていってるわけですね。そしてこれは誰が考えても、鳩山さんという、いわば呑気な個性の方がね、あの、いや、ほんとに呑気なところがやっぱりご本人も認めると思うけど、ありますから、とてもその人がこんなしたたかな演出をするとは思えない。僕も長い付き合いで、この2か月ちょいの間、ものすごい変わったなと思う。だから当然、演出家がいるなと思って、民主党の内部に聞いてみると、僕が聞いた人、そうですね、17~8人いると思うんですよ。誰が演出してるんですかと。全部が同じ名前出したんです。その人がこの人です。」

村西利恵
「演出しているのは、佐野忠克総理秘書官。」

青山繁晴
「はい。今、申しました通り、17~8人の民主党の関係者が一致して言ってるからといって、絶対そうだとは言い切れないから、もうあえてクエスチョンマークは書きましたが、ただ皆さん注目していただきたいのは、これ首相秘書官だから演出してるのは当たり前に見えるかもしれませんが、この人、元官僚なんですよ。元経済産業審議官と言いまして、要するに経産省の実質的にナンバー2ですね。で、その時点で辞めて、次官にはならないで辞めて、そのあと外資系の事務所などで弁護士をなさってた方なんですね。で、その方をですね、これあの、首相秘書官て書いてるけど、これ政務の秘書官です。政務、あの、政治向けのことをやる。で、トップなんですね。で、これ意外なんですよ。というのは、その、鳩山家って昔から政治やってるわけで、総理大臣も外務大臣も出してるから、大番頭、小番頭いるじゃないですか。その中からこの政務秘書官出すと思ったら、何とこの役人、元の役人を指名したんでみんなびっくりしたんですが、実はこの人がその、全体の絵を描いてるんじゃないかと、民主党の中で見られてるわけですね。で、だからその、まあ脱官僚と言いながら、やっぱり役人の知恵は、あの、けっこうしたたかに活用してるなあということがあると思うんですよ。で、この人は実はアメリカに人脈があって、だから普天間の問題でも大きな役割を果たしてると思われるんですが、今日はちょっとその話は時間がないので、また普天間の問題で改めてお話ししたいと思います。」

村西利恵
「はい、後日お願いします。」

青山繁晴
「で、その上でですね、あの、今までの話聞いていただくと、実は鳩山さんは自分の言葉で追い詰められてきたんじゃなくて、肉を切らせながら、おそらくこの人(佐野氏)とタイアップしながら、その、修正申告、ほんとは総理大臣が修正申告するっていうのは前代未聞で、えらいことだけども、あえてそこを落とし所にしようと上手に持ってきた、ある意味で思惑通りってことになるんですが、いや、想定できないことが1個あるんです。それは何かと言うとこれです。」

村西利恵
「鳩山総理が想定できないのは小沢幹事長の動き。」

青山繁晴
「はい。ほんとはもちろんね、大きなバックグラウンドとして今後の世論がどうなるかってことはあるんですが、それに加えて一番想定できないのがこの小沢さんの動き。そしてその小沢さんの今の動き、あえてキーワードで言えばこれです。(フリップ出す)」

村西利恵
「ここでズバリキーワードは、先ほどとまた似てますけれど、『オザワ語』(一同笑)、今度は。青山さんがつかんだ小沢幹事長の今の動きについて、CMのあと解説していただきます。」

[TVCM]


-------------------------------------------------------------
12月2日 青山繁晴がズバリ! 5/6


山本浩之
「えー、『ハトヤマ語』に続く第2のキーワードが、『オザワ語』、話聞いてみないと分かりません。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。あの、小沢さんが本当は水面下で何を言ってるかとか、あるいはどう動いてるか、ね、この動き、すごい見えにくいですよね。だからこの、たとえば民主党の政務官もこういうふうに言ってても、なかなか見る機会がない。ところがその見る機会、珍しい機会が先週にありました。はい、これです。」

村西利恵
「先週の火曜日でしたね、会食が行われたと報じられました。」

青山繁晴
「はい、ちょうど1週間ちょい前なんですけれどね。あの、稲森さんはその、民主党のいわばスポンサーで、昔から強力な支持者ですね。で、その稲森さんがセットをして、小沢さんと鳩山さん以外にも主要閣僚と党の方の主要幹部が出てきて、初めて会食したんですね。で、あの、報道では政権交代のお祝いも兼ねて、初めて総理と幹事長がこうやって飯を食ったんだというふうになっていたんですが、これをその、出席者に聞きますとね、まずその、この会食の目的はそうじゃなくて、この稲森さんがその、総理と幹事長の間のコミュニケーションがあまりにも弱い、意思疎通ができてない、壁があるというので、心配をして会食をセットしたと。」

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、その時にその、内閣と党のほんとに主だった人だけ、たとえば大臣だったら菅さんや岡田さんや前原さんだけ、党もしぼって、そこで重要な会食をやったっていうのが、まあ本当のところだったんですということなんですよね。ところがその席でですね、意外なやりとりがあった。はい、ちょっと出して下さい。」

青山繁晴
「はい。これあの、ちょっと僕から読みますとね、まず鳩山さんから、国会の延長はやるんですか?やるんだったらそれいつまでですか?と聞いたと。これ自体も今までの常識から言ったらですね。」

村西利恵
「もう丸投げで、・・・(聞き取れず)するってことですね。」

青山繁晴
「えー、なんですが、その通りなんですが、でも鳩山さんははっきりその、国会も小沢さんに任せると言ったわけですよね。それで回りにいた人たちは、さあ小沢さんがどう答えるのかみんな注目したらですね、これあの、僕聞いてる範囲の言葉のまま言いますとね、『わかんねぇな!』(大声&怒り)、こういう言い方だったと。その、いや、わかんねぇ(小声)、いや、わかりません、じゃなくてね、いや、総理よくわかりませんじゃなくて、『わかんねぇな!』。ね。すいません、あの、ちょっと下品になって申し訳ないけど、実際そういう言い方したっていうことを1人が言ったから、僕は一番口が堅いタイプの閣僚に、ほんとにこういう言い方ですか?『わかんねぇな!』、ほんとにこう言ったんですか?と。そうです、そう言いましたと言われたんです、その閣僚も。だからこれ出してるんでね。」

村西利恵
「口調もそのまんま、はい。」

青山繁晴
「で、僕が聞いたのはここまでだったんですよ。ところがですよ、その最後に聞いた非常に口の堅い閣僚が、その、自分からおっしゃったのはね、いや、青山さん、小沢さんは鳩山さんにそうおっしゃっただけじゃなくて、稲森さんにも同じことをおっしゃったんですよと。で、稲森さんの言葉ははっきり分かりません。政治家の人たちあんまりはっきり覚えてない。ただ、要するに国会延長は自分にとっても関心事だ、みたいなことは言われた。そしたら小沢さんが『だから、わかんねぇな!』(大声&怒り)と。ね。すいません・・・(一同引き気味)」

山本浩之
「ちょっと、あの、モノマネが・・・(一同ざわざわ)。」

青山繁晴
「あの、どうして僕こういう言い方するかというと、僕も、いや、僕は小沢さんも長い長い取材対象です、20何年前、その時に、相手をね、はっきり言うと、その、相手を尊敬できない時、こんな基本的なこともわかんないのかって頭に来た時に、こういう言い方なんです、昔から。で、『だから、わかんねぇな!』と、自分で考えろって意味なんですよね。で、びっくりしたのは、小沢さんは、さはさりながらね、こういうスポンサーのような方にはほんとに丁寧な人で、あの、ほんとに礼儀正しいしね、正座を崩さなかったり、言葉遣いがこんなになったって一回も聞いたことないんですよ。20何年、小沢さんを知ってて・・・。」

一同
「ほぉー」

青山繁晴
「だからびっくりして、もう一回言いますが、これをあの、話してくれたのは、さっき言った通り口は堅い閣僚ですよね。ほんとにこう言ったんですかと。ああ、ほんとですよと、だからほんとなんですよと言われたんで、えっ、僕も一瞬考えて、それ、つまり小沢さんはべろべろに酔ってたんですかと聞いたんです。」

一同
「ああ、ああ・・・。」

青山繁晴
「そしたらその通り、ものすごく酔ってましたと。もう正体不明じゃないかと思うぐらいと、ね。そして僕はそれ、それだけ小沢さんがね、こんな大事な場でわざわざスポンサーがセットしてくれた総理との会食の場でそうなるっていうのは、やっぱりカネの問題で、東京地検特捜部の動きが未だに止まってないということもあってのことでしょうか?と聞いたら、その現職閣僚は、もちろんね、いや、それはもちろん推測でね、私たちも分かんないけど、まあ正直、みんなそう思いましたよと言われて、そのあとまたびっくりする言葉をその閣僚が吐いたんです。はい、これ出して下さい。」

村西利恵
「『小沢さんのカネの問題は断固やるべきだ。』」

青山繁晴
「はい、これ突然なんです。これあの、実は電話なんですけどね、携帯電話ですけれども、あの、僕からその、断固やるべきでしょっては全然聞いてないんですよ。」

村西利恵
「やるべきっていうのは捜査をするべきと。」

青山繁晴
「そうです。あの、特捜部の動きを気にしてんのかなって話をしてた時に、いきなり向こうからね、その、小沢さんのお金の問題を断固やるべきだ!(大声)って言われたんですよ、こういう言い方で。僕はびっくりして、あなた現職閣僚として、その、幹事長に対してそう思うんですかと言ったら、もう一回ね、だから小沢さんのカネの問題は断固やるべきだ!と言われたんですよ。」

山本浩之
「何か口調が似てるから、ですけど…ええ…(笑)。」

青山繁晴
「はい。いや、この人はもっと紳士的な言い方ですけれどもね。あの、まああの、ほんとは笑い事ではなくて、つまりその、稲森さんが心配なさってるような総理と幹事長の間の齟齬っていうのはですね、実はこういことも含めてかなり深い部分にあると。で、ということは、その、鳩山さんの命運は、実は小沢さんがこのあとどう考えるか、総理が鳩山さんでいいと思うのか、あるいは菅さんなどに替えた方がいいと思うのか、そういう意味でその、鳩山さんにとっては計算できないことになってるわけですよ。しかし今日、最後に申し上げたいのはね、しかし、なかなか鳩山さんてその、総理になってからほんとにしたたかだと思うのは、そういう小沢さんの動きも含めて、本当の本当の最後の決定権者は小沢さんじゃなくて世論ですから。」

一同
「うーん・・・。」

青山繁晴
「その、世論に対してどうかっていうことがやっぱり最終的には決めるんですよね。そこでね、皆さん、今日時間がもうないんですが、最後にちょっとこの言葉見て下さい。」

村西利恵
「貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)」

青山繁晴
「はい。これ、貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)と読んで、これあの、知ってる人はもちろん多いと思いますが、これあの、折口信夫(おりぐちしのぶ)さんって民俗学者が作り出した言葉で、あのこれ、難しそうに見えて全然難しくないんですよ。貴い種、つまり貴い身分のお方が、その、いろいろ流離なさる、ね、あちこち辛い思いをなさって、島流しになったり、いろんな苦労をなさると。譚ってのは、これストーリーってことですから。」

村西利恵
「話。はい。」

青山繁晴
「貴いお方が流れ流れて苦労するってことは、とてもそのお話は日本人は好きだと。その日本の文化の一番根っこだっていうことをね、折口信夫さんて学者さんが言って、で、これは僕は実はあの、今から20年ちょうどぐらい前に鳩山さんに言ったことあるんですよ。あなた総理にいつかなりますよと。そしたら鳩山さんがえーっと笑われたから、僕がお世辞なんか言うわけないでしょと、お世辞じゃなくてあなたは貴種流離譚に上手く乗っかるから、つまりあなたのこと貴種だと思うから、国民が。その、いつか総理になると申したんです。本当はこれあの、貴種っていうのは皇族につながる方だから、鳩山さんの一族とはほんとは違うんですが、これを今になって鳩山さんが上手に活用してると思われるのが、皆さん、最後にこの言葉なんです。」

村西利恵
「『恵まれた家庭に育ったものですから、自分自身の資産管理が極めてずさんだった。』」

青山繁晴
「はい。だから普通、恵まれた家庭に育ったからずさんでしたなんて言ったらですよ、たとえば前の、元の総理の安倍晋三さんはね、自分のブログで、これ麻生さんが言ったら即死なのに、何で麻生さんには甘いんだと言ってね、不満だけ述べておられるんですが。」

村西利恵
「(青山さんの言葉を訂正)鳩山さんに甘い…。」

山本浩之
「(同上)鳩山さんには甘いんだと。」

青山繁晴
「ああ、鳩山さんには甘いんだと、不満だけ述べておられるんですが、これは実にしたたかに、私は貴種ですってこと言ってるわけですよ。貴種で、だから流離っていうのは、たとえば自民党の田中派にいたのが、さきがけ行ったり、いろいろ苦労して、小沢さんのもとでも苦労して、今もまた苦労なさってる。そういうのは認めてくれたら、実は世論は自分に対して辞めろまでは行かないと、小沢さんも首のすげ替えまではできないってことを、僕はきちんと根深いところで、さっきの演出家も含めて計算なさってるのが今の姿だと思うんですよ。そして僕はあの、鳩山さんの人間像っていうのは、この戦後の64年間が作ったものだと申しましたが、この貴種流離譚まで考えると、私たちの文化の相当深いところまで食い込んでる人だってこと言えると思います。あの、もう時間ありませんが、ぶらさがり取材を受ける時にね、高い背をこうやって縮めて(前屈みになる)、こういうふうに姿勢されてるでしょ。ね!」

山本浩之
「前屈みになってますよね。」

青山繁晴
「ええ、これも僕は演出家がいらっしゃるというふうに聞いてます。」

一同
「へえー」

青山繁晴
「あの、非常に計算されて、その、貴種というのはですね、あの、あくまでも偉そうにしてる貴人じゃダメなんですよ。弱々しくなさってる、ね、謙虚な弱々しい方でいらっしゃると。で、後ろに強い人がいて守ってくれる、そういうのを見事に演じておられるんじゃないかと思います。あの、これからの判断の材料のひとつにしていただきたいと思います。」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした。」



=============================================================


Link:

偽装献金 首相の母聴取へ
http://ochimusya.at.webry.info/200912/article_4.html

鳩山内閣 マスコミとの癒着
http://ochimusya.at.webry.info/200912/article_3.html

岡田外相の愚策
http://ochimusya.at.webry.info/200912/article_2.html



報道されない真実を広めるため、
人気ブログランキングのクリックをお願いします!

  
人気ブログランキングへ
Thanks for your cooperation!

 

 

この記事へのトラックバック