勝者の論理を押しつけられた歴史

昔から、「勝てば官軍、負ければ賊軍」と言われてきた。
戦争の勝者は、正義の使者で、敗者は絶対悪とされてしまうことらしい。

つまり、歴史は勝者によって捏造されてしまうのだ。

現在の自虐史観に病んだ日本の危機的状況を踏まえ、清水馨八郎著の『侵略の世界史』から、参考となる箇所を引用してみよう。


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              侵略の世界史 (P39 ~ P41)
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勝者の論理を押しつけられた歴史認識

戦後日本の社会を一言で表現すれば、「敵を忘れ、敵を失った社会」、つまり故意に敵を失わされ、忘れさせられた社会ということになる。ここに、不甲斐ない戦後社会の元凶があるのだ。

世界の戦争の歴史は、独仏間のように勝ったり負けたりの復讐戦の連続であった。

そこで日米戦に勝った米国は、日本が再び立ち上かって米国に復讐できないように、日本民族の愛国憂国の魂を抜き去り、その穴埋めに、戦犯意識を刷り込み、さらに敵を味方にスリカエる巧妙な占領政策を七年間も続けた。

三年半の戦闘で武装解除させ、その二倍の時間をかけて精神の武装解除を強制したのである。

マッカーサーは占領政策で、厳重な言論統制下、日本人に大東亜戦争の真因を分析批判することを禁止した。少し研究すれば、たちまち米国の侵略性、加害性の謀略か明らかになるからである。

彼は先手をとってこの戦争の呼称を「太東亜戦争」から「太平洋戦争」へとスリカエることを命じ、日本か太平洋を越えて米国を侵略した戦争というイメージを植えつけた。

続いて、GHQのスミス企画課長が勝者の立場で独断で捏造した「太平洋戦争史」を、開戦の12月8日を選んで強制的に全国新聞に一斉に連載させ(昭和20年)、NHKに命じて「真相はこうだ」と放送させた。

こうして、何もかも日本が悪いという史観を国民に植えつけるのに成功した。

続く東京裁判は、その筋書き通りに進められ、日本の暴虐性、米国の正当性を決定づけるよう演出された。

さらに、マッカーサ元帥は自身を、封建社会、軍国主義から日本を救うためにやってきた救世主であるかのように振る舞い、日本人にとって敵でなく民主士族をもたらしてくれた味方、恩人だと思うように仕向けた。

これぞマッカーサーのマインドコントロールの妙である。

戦後日本の社会ではテキという存在をなくされ、意識しなくされてしまった。テキという言葉はタブーとして、使うことが、はばかられるように長い間飼いならされてしまった。

テキのない社会は、討ち勝つという目標や対象が無いから、敵がい心喪失の無気力な国になるのは必然である。老子は、”敵なき国は亡びる”との名言を残している。

さらに米国は、日本にとって明らかな侵略者である外敵であるのに、これを忘れさせただけでなく、日本の真の敵は東條英機ら軍閥や戦前のリーダーたちであり、日本の歴史、文化、伝統などもすべて同罪であると洗脳した。

悪いのは米国でなく日本の指導者や日本精神や制度だとスリカエたのである。それに対して日本国民も本当に洗脳されて、敗戦の怨みをもっぱら戦犯やパージの同胞に向けるようになってしまった。

ここにおいて日本人は敵を取り違え、敵を失ってしまった。戦後の不幸の出発点が、ここにある。

国家は悪に滅びず、愚に滅ぶと言われる。

日本は一刻も早くこの愚かな戦後社会のカラクリに目覚めなければ国危うしである。



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Link:

マッカーサーの遅すぎた悔恨
http://ochimusya.at.webry.info/200910/article_21.html

捏造された南京大虐殺
http://ochimusya.at.webry.info/200910/article_24.html


 
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