原爆より被害甚大な自虐史観

戦後の洗脳による精神的破壊と文化破壊は、戦争による物理的破壊以上に恐ろしいものだという。

体に傷を負っても健全な心でいる者より、体は健康だが精神に異常がある者のほうが危険であるのと似ているかもしれない。

前回に引き続き、清水馨八郎著の『侵略の世界史』から、参考になる箇所を引用してみよう。


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              侵略の世界史 (P45 ~ P49)
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歴史教科書論争をどう読むか

自分の生まれた国の歴史を悪し様に罵り、軽蔑し、自国に反逆するように導く自虐史観をとる国が世界にあるはずがない。戦前の日本には自虐史観という概念は存在しなかった。だからこれは戦後の、ためにする造語である。したがって世界の字引にも「自虐史観」という言葉は見当たらない。

学者の史学論争はともかくとして、自国の子弟を教育する国史教科書に自虐思想を鼓吹(こすい)し、自国を憎み、嫌い、反逆するように誘導する教科書があるとすれば、それは教科書ではない。

どのような貧しい砂漠の国でも、祖先に感謝し、自国に誇りを持って国の発展に努力する意欲を持たせるように教えるのが国史教科書である。

最近の歴史教科書の偏向のひどさはガマンならぬと、まともな歴史学者や教育関係者が立ち上がって修正運動に励んでいる。

良いことであるが、このような運動、現象自体が普通の国では起こりえないものである。これこそ異常国家、非常識国家たる現われの最たるものというべきである。

一国の歴史の自己決定権、解釈権は、独立国家の至高の権利である。戦後の日本の歴史教科書は、マッカーサー占領政策で歪曲され、さらに近隣諸国にお伺いを立てて、他国に都合良いように決めてもらった歴史認識によって書かれている。

だから二乗に歪曲された虚偽の歴史で、真の歴史ではない。


軍事力以上の破壊力を持つ行為とは

さて、それでは敵が他国を懐柔するのに、軍事力による物理的な破壊でなく、なぜ歴史を攻撃するのであろうか。

ある国民の自尊とかプライドというものは、常にその国の歴史的評価と分かちがたく結びついているものだ。だからある民族を滅ぼすには、まず歴史(記憶)を消すことだという箴言(しんげん)がある。

ある国の根幹を揺るがすことを目的とするなら、その国の歴史を攻撃することで最大の効果を土けることができる。

マッカーサーの占領政策は、当初、教育管理令の下、歴史の教育を禁止した。続いて許可した新日本の歴史とは、日本人か誇りとしてきた古事記、日本書紀も、神武天皇の建国の理想も削除され、古来からのおとぎ話まで消されたものだった。

また国家のために尽くした楠木正成や東郷平八郎元帥などの忠臣や武将の名を削り、反対に足利尊氏や幸徳秋
水のような不忠者や国家に対する反逆者を称えるように強制された。

マッカーサーは東京裁判で軍人を裁いただけでなく、不法にも歴史をも裁いてしまったのである。歴史を傷つけるという行為は、国民にとって、まさに軍事以上の破壊力を持つものであることが次第に明らかになってきた。


国家は内部からの腐敗、堕落で、崩壊する

昭和27年、マ元帥の占領政策か終わったにもかかわらず、今度は左翼反日革命勢力が、待ってましたとばかり、マ元帥の占領政策をそっくり戴いて、護憲を旗印に、これを一層強化してしまった。

ソ連崩壊後、未来の地上楽園の理想を失った彼らは、未来を捨ててもっぱら過去にその攻撃の目標を移してきた。冷戦後の現在、彼ら残党が日本の過去の歴史を攻撃目標として執拗に迫っているのはこのためである。

子どもたちの教科書に、半世紀以上も前の、ありもしない従軍慰安婦、強制連行などを、おおっぴらに取り上げ、日清、日露戦争まで侵略戦争として断罪する始末である。

ソ連は崩壊してもマルクスは生きていたのである。ソ連崩壊後、彼らの活動が急に活発になったのはなぜだろう。

非共産陣営か油断したからである。共産国は西欧では崩壊したが、アジアでは軍事大国の中国と北朝鮮の二つの強国が厳然として共産主義を奉じて実在している。

日本国内で反共運動派がすっかり安心して矛を納めたのをよいことにして、共産主義勢力はここへきて、一挙に勢力を盛り返してきた。最近共産党勢力の、国と地方の政界進出は、目覚ましいものがある。なぜだろう。

若い頃一度唯物史観に洗脳された怨念思想は、三つ子の魂百までで、敵の油断のスキに乗じて再び息を吹き返してきたからである。冷戦が終わったというのに、日本での自虐史観や共産勢力が一層しょうけつを極めるようになったのは、この大いなる油断に原因があったのである。

かくて大東亜戦争によって日本侵略を目ざす二つの白人勢力は、東からのアメリカと、西からのロシアであった。

しかもその侵略は物理的破壊の軍事侵略だけでなく、精神的破壊の文化侵略まで強行したのである。一見、目立たない文化侵略の恐ろしさは、軍事侵略より深刻である。

国家は内部から腐敗、堕落し崩壊してゆくからである。

最近いたる所に見られる亡国の兆しはその現われである。
この危機に対処するには、一刻も早く、自虐史観などの文化侵略に気づき、真の日本を取り戻すことである。



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Link:

勝者の論理を押しつけられた歴史 清水馨八郎著『侵略の世界史』
http://ochimusya.at.webry.info/201004/article_16.html

マッカーサーの遅すぎた悔恨 清水馨八郎著『侵略の世界史』
http://ochimusya.at.webry.info/200910/article_21.html

捏造された南京大虐殺 清水馨八郎著『侵略の世界史』
http://ochimusya.at.webry.info/200910/article_24.html

 

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