阻止されたブッシュの靖國参拝

2001年9月11日の同時多発テロ以降、米国はテロとの戦いを宣言し、日米同盟の強化を重要視してきた。

また2002年の2月には、当時のブッシュ大統領は、来日時の靖國神社への参拝を希望し、日本政府へ打診していたという。

しかし日本政府は中国への配慮を重視し、この二度とないチャンスを辞退してしまったのだ。結局、ブッシュの靖國神社の参拝は実現せず、ブッシュは明治神宮の参拝に終わった。

当時、ブッシュの靖國参拝を阻止した日本政府の官僚、および閣僚は、真の売国奴である。

ブッシュの靖國神社への参拝が実現なかったことは、未曽有の国益が損なわれたといっても過言ではない。

ブッシュの靖國神社への参拝、それは米国の日本への敬意と謝罪の念のあらわれとも受け止められる。

つまり具体的に言えば、

①米国が当時の日本の立場を理解し、自衛のための戦争であったことを認めるきっかけとなった。

②A級戦犯に対する再考と、自虐史観から、日本人が目覚めることができた。

③捏造歴史で難癖をつける中国、韓国に対して、日本が毅然とした態度をとるきっかけとなった。

④真の日米同盟が発展し、日本国憲法(9条だけでなく)の全面改正のきっかけとなった。

それは戦勝国が捏造した歴史問題などで、反日国家から、ゆすられ続ける日本との決別となったことだろう。

まさにパール判事の判決文が実現しようとしていたのだ。

ブッシュの靖國神社参拝に関して、『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』から抜粋して下方に紹介しよう。



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    『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』 (P361 ~ P363)
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【米国の国際戦略】

ブッシュの靖國参拝成らず!

2002年2月の来日前にブッシュは「靖國神社へ参拝したい」と打診してきた。

これは米国歴代大統領としては初めてのことだ。

ブッシュの靖國参拝希望は、「対等な同盟国となるべき日本の主権を尊重し、日本の英霊へ敬意を表する」という意昧合いと、「ともに中共と闘おう」という意志表示の現れに他ならなかった。

つまり靖國参拝を中共に叩かれて苦慮している小泉首相への「援軍」でもあったのだ。

しかし残念なことに中共の顔色をうかがう外務省チャイナスクールや親中派政治家のせいでブッシュの靖國参拝は結局見送られるに至った。

ブッシュの参拝が実現していれば、おそらく中韓の靖國への外圧・内政干渉は終わりを告げたことであろう。

日本はまたとない好機を自ら捨ててしまったのだ。

この靖國参拝をブッシュに強く進言したのはアーミテージ国務副長官だが、共和党政権のこの「友情」を自ら辞退した馬鹿な日本の姿を見て中共はさぞや大喜びしたことであろう。

結局、来日したブッシュは靖國神社のその代わりに明治神宮に参拝した。

しかし小泉首相は、明治神宮においてさえ、中共への遠慮からブッシュと肩を並べて昇殿参拝しようとはせず、鳥居の外で待っていたのだ。

中共に媚びるために国家の主権を放棄する臆病な首相の姿は、ブッシュの目にはどのように映ったのであろうか。

過去においては共和党レーガン大統領、そして民主党ではありながらも珍しく親日派であったカーター大統領が、明治神宮に参拝している。

これはGHQの発した「神道禁止令」を明確に撤回、否定した行動である。

50有余年の時代が過ぎて世界情勢の変化に伴い、GHQがつくった対日政策は崩壊を起こし始めているのだ。

そしてそれは、共和党がニューディーラーのつくった日本の「戦後体制」も含めての戦後世界秩序を一新しようとする大局的な動きとも連動している。

ブッシュは単に気まぐれから靖國参拝を望んだのではなく、それは世界秩序再編の一環として、歴史カードで中共に叩かれ続ける日本の「戦後体制」の一新をも狙った政治的行動であったのだ。

現在左翼のみならず保守陣営の一部も「一極支配」だの「イラク侵略」だの何だのと相変わらず反ブッシュを唱えているが、中共が「靖國へ行くな」と「厳命」する状況下に、アメリカ歴代大統領の中で初めて日本の首相に「一緒に靖國神社に参拝しよう」と誘ってくれた真の親日派大統領をなぜ罵倒しようとするのか。

国連なる戦勝国連合による世界秩序と日本の[戦後体制]とを全て一新しようとする共和党大統領を罵倒するならば、それは民主党のグローバリズムや対日封じ込め体制を肯定することと同義となる。

小泉首相の靖國参拝が前倒しになった平成13年のことであるが、7月31日に加藤紘一と山崎拓は自民党本部で中共の武大偉駐日大使に「8月13日に前倒しさせる」と約束して、参拝の「許可」をくれるように頼んでいる。

これを内々に「許可」した中共は米民主党を通じて、民主党系のニューヨークータイムズ紙に「小泉首相の靖國参拝は中国を警戒させる先鋭なナショナリズム」と題する大々的な批判記事を掲載させた。

つまり中共、日本の中共シンパ政治家、米民主党という日米中の反日ネットワーク連携の合作による圧力をかけて、小泉首相が13日の前倒しに応じざるを得ないように仕向けたわけである。

(米国)民主党は東京裁判を行った手前もあり靖國神社に対する認識は中共と大差なく、民主党の大統領が靖國参拝を申し入れることも考えられない。大統領が靖國神社に参拝することは東京裁判の否定に繋がり、日本封じ込めの大きなカードを失うことになるからだ。

つまりこの一件で日本が自ら捨てたのは、対中抑制のチャンスだけではない。

もう一つ、取り返しのつかない大きなチャンスを日本は逃したのだ。

もし仮にブッシュの靖國参拝が実現していたら、それはすなわちアメリカ大統領が東條英機以下大日本帝国の英霊に敬意を表する行動を取ったことになり、従って先の大戦の「日本悪玉史観」をアメリカが改めるターニングポイントになっていたことであろう。

ブッシュがナチスSS兵の軍人墓地やムッソリーニの墓所に参ることはありえない。それは前述のように共和党の歴史認識は本音のところでは、日本とドイツを区別して「日本は侵略国ではなく安全保障のために戦った」という意見が根強く存在しているからである。

大東亜戦争の大義と功積を世界史に刻むには、アメリカがそれを認めることこそが全てだといっても過言ではない。

前述したように共和党は「人道に対する罪」の存在は認めても「平和に対する罪」の存在は認めないという党是を持っている。

ブッシュ自身が2002年5月に米陸軍士官学校で述べた「国家は自衛のためには先制攻撃も辞さない」という国防理念は、まさに東京裁判で束條英機の述べた真珠湾攻撃理由と一致するものだ。

また今回のイラク攻撃についても「自衛のための先制攻撃」であり、それを是とするならば日本の真珠湾攻撃も是としなければ辻棲が合わなくなる。

日米開戦に反対し続けていた共和党の対日歴史認識は民主党とは相当なズレがあり、共和党は民主党政権が東京裁判で「平和に対する罪」を裁いたことに大いに違和感を持っている。

マッカーサーの議会証言の如く、日本の先制攻撃は自衛のためであったことを共和党はよく理解しており、従ってブッシュも仮に言葉にはせずとも本心では日本に戦犯などいないことをよく分かっているのだ。

立場上まだ今の段階では口に出せなくとも、行動でそれを示すことはできる。だからこそブッシュは靖國神社へ行こうとした。

私はパール判事の盟友たる田中正明氏の門下生であり、パール判決史観が世界の共通認識になることを望んでいる。

そして幸いなことに共和党の国際戦略では、中共に対する盾となる重要な国として日本とともにインドの国名を挙げているのだ。

ご存知のようにインドではパール判決史観を国家史観に位置付けている。つまり当事国にあたる日米ではなく、第三国のインドにより下されたパール判決であるからこそ、共和党もアメリカ国民を納得させやすい面があるのだ。日米印が中共に対抗して固く団結し、日米が日英のような対等な同盟国となり、米国大統領の靖國参拝が実現すれば、その延長線上にあるものは「東京裁判の否定」「原爆投下への謝罪」「パール判決の国際的復効」が存在するであろうことを私は確信している。

そして非は非と認めて日本への謝罪を行うとすれば、それは民主党政権ではなく共和党政権であろう。

キリスト教原理主義者でもあるブッシュが、なぜ神道の靖國神社に参拝しようとしたのか。単なる儀礼であれば過去の歴代大統領がそれをしなかったように、敢えて内外に波紋を呼ぶ靖國参拝をする必要はないのだ。

前出紙など民主党系の米リベラル派マスコミが小泉首相の靖國参拝を批判する中で、ブッシュはそれなりに政治的リスクを覚悟した上でこの申し入れを行った筈である。

共和党は日本が中共に莫大な経済援助や土下座外交を行う根因が自虐史観であることをよく理解している。

従って世界秩序の再編という大仕事に着手した以上、対中共への戦略からも大東亜戦争の歴史観を共和党政権が転換させることは大いに有りうるのだ。

そして、その試みこそがまさにブッシュの靖國参拝の打診であったのだ。

故に、中共に媚びんが為にブッシュの靖國参拝を中止させた売国奴たちはその罪万死に値する。平成の世にはもう山口二矢はいないのか。


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Link:

ブログテーマ 「日本人が知らない シリーズ」
http://ochimusya.at.webry.info/theme/57295fd580.html

台湾人と靖国神社
http://ochimusya.at.webry.info/200908/article_7.html



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